4年生が来年の就職に向けて熱心に就活に励んでいる最中の4月23日の土曜日。午前の２コマを使い、3年生ではキャリアガイダンスの講座がスタートいたしました。
学部では、新カリキュラムの移行に伴いライフデザインの各種講座も新たな内容でスタートしています。そんな中、3年生はその移行期あたり、2年次の内容を6月末までに圧縮して実施していきます。しかし、そのことで、より深くキャリアを描くきっかけとなるプログラムを作ることができました。
今回は、その初回の講義です。オープニングには、理事長から、これからOB訪問や企業や大学院に訪問するに当たっての心がまえについてお話をいただきました。その後、これからのガイダンスの目的とゴール、スケジュールを紹介していきました。
今後、彼らの進路選択に向けて、様々な参考となる情報を届けていきたいと思っており、そのためには、何よりも多くの社会人と直にこれからの社会や仕事のあり方について語り合う機会をもつことが最も大切だと考えています。そして、彼らとの対話を通して、自分なりの将来像を描くことができれば何よりです。
早速、２コマ目では、新聞社に勤めているOBの方に「社会人としてプロフェッショナルに生きる原点とは？」というテーマで講話をいただきました。政治家、経営者、そして、街の靴磨きのおばあちゃん、という取材を通じて出会った人たちの私利私欲を越えて、とりつかれた信念に突き動かされたその生き様を紹介することで、これから社会での経験を通して自分の軸となるものを得ることの大切さを理解できたと思います。
キャリアガイダンスの様子
キャリアガイダンスの初回を飾る上でも、彼らの目線をより高くする上でもとても良いお話をいただけたものと思います。これからも時折、ホームページにて、学部でのライフデザインカリキュラムを通したキャリア教育の取り組み状況をご紹介してまいります。どうぞお楽しみに。
文：小堺康弘（キャリア支援室）
