2015年度4年課程卒業研究・2年課程卒業勉強報告会終了/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

2015年度4年課程卒業研究・2年課程卒業勉強報告会終了/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

2015年度4年課程卒業研究・2年課程卒業勉強報告会終了

2016年3月7日

3月5日(土)に記念講堂にて卒業研究卒業勉強報告会を行いました。本報告会は、4年課程・2年課程の卒業年次生が1年間かけて行った卒業研究・卒業勉強の成果を発表する場となっています。

卒業研究報告会2015

(左)2年課程の報告 (右)数理モデルとインターフェイスの報告

卒業研究報告会2015

(左)自然の理解と創造による標本展示 (右)卒業論文を手に取るお客様

卒業研究・卒業勉強は自由学園での学業の学びの集大成です。女子部・男子部で行われる実体験をもとにした学びを踏まえ、最高学部のリベラルアーツ教育の中で、各自が興味関心を抱いたことを研究テーマとして選びます。3年次にはゼミに入り(2年課程においては2年次にテーマを決める)、専門性を深めながらも、それまでの様々な経験を活かした幅広い視野で、物事を柔軟に捉え、研究を行うことができます。この流れが一貫教育であり、生活即教育を掲げる自由学園独自の研究を生み出していると感じています。

卒業研究報告会2015

世界と日本の文化の報告

卒業研究報告会2015

(左)ライフスタイルの報告 (右)環境と経済・社会の報告

当日のプログラムは、ゼミごとに分かれて9時から17時まで発表を行いました。質疑応答では、研究に対しての質問に加え、研究を通して関わった方々からのご感想を頂くことができ、今後さらに発展できる可能性を感じ取ることができました。休憩時には報告者がお客様との交流の場を持ちました。また、昼食後には2年課程2年生が卒業勉強で考案した(デンマーク)体操を実際にお客様に体験して頂きました。

アンケートでも、ご来場の皆様から好評なコメントを多くいただきました。 例えば次のようなご意見がありました:
「学園らしい、アカデミックなもののあり方というものを見た気がしました」(卒業生)
「しっかりした方法論に基づき研究が進められており、安心して見ることができました」(教職員)
「提案が理想ではなく、現実的なのがよかった」(女子部高等科)
「とても面白かったです。報告の仕方がよくて、とても聞きやすかった」(女子部高等科)
「報告会全体を聞いて、自由学園の教育がわかったように思います」(父母)
「個人研究の上に共同での学習がなされていた。自由学園らしいと感じた」(父母)

卒業研究報告会2015

質疑応答の様子

2年課程とお客様によるデンマーク体操の体験

2年課程とお客様によるデンマーク体操の体験

グループ研究を通して仲間同士で刺激し合い、切磋琢磨しながら研究を進め、その結果をこうしてひとつの報告会で発信することで、研究の成果だけではなく、互いに学ぶことの価値を感じ合えた場になったと思っています。

卒業研究報告会2015

渡辺憲司先生による講評

卒業研究・卒業勉強を進めるにあたっては、学内外の様々な方々にご協力頂きました。また、本報告会においては、在校生(女子部・男子部を含む)、父母、学園関係者など約550名の方々にお越し頂きました。この場を借りて心から御礼申し上げます。

文:卒業研究卒業勉強準備リーダー代表 田中大資(学部4年)
写真:遠藤敏喜(学部教員)

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