自主研究 那須の田んぼを利用した「勇気米作り」と頒布 その3/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

自主研究 那須の田んぼを利用した「勇気米作り」と頒布 その3/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

自主研究 那須の田んぼを利用した「勇気米作り」と頒布 その3

2014年7月12日

7月7日(月)と8日(火)に2回目の除草を行いました。

勇気米作り

1日目:到着後に小雨の中を1人3列づつ稲の間のヒエを中心に “手で” 除草

1回目の除草から3週間目だったので、田圃に到着するまで稲の発育状況や、雑草は沢山生えていないか心配していましたが、稲は例年以上に元気に成長し、ヒエも多くなく、自主研究メンバー以外の有志学部生の強力な支援も得られて、除草作業は順調に進みました。夕方の作業だったのに蚊に対する防御が甘かったため多くの人が足中ブヨに刺されてひどい目にあいました。改めて朝夕の作業の際には予防策が必要だと痛感しました(何事にも備えが必要です)。

勇気米作り

2日目:昔ながらの手押しの除草機を使って1列毎に稲の列の間を除草

2日目は、梅雨の合間の好天に恵まれました。稲は、もう腰近くまで成長しています。上のいちばん右の小さい写真(3週間前の除草作業時)と比べると、左の2枚で成長の速さを感じます。

勇気米作り

2日間の除草で綺麗になり、稲たちは土中の栄養を十分吸収できます

今年の自主研究テーマの一つ「雑草対策」は、苗床で“成苗”になるまで成長させた苗を植え、雑草に強い稲を育てることで、更に“米糠”を撒き雑草の成長を抑えるなどの工夫をしています。ここまでは、例年以上に“雑草に負けないような”稲に育ってきており、雑草もかなり少なめで秋の収穫が今から楽しみです。この後も「安心・安全で、美味しいお米」に育つよう頑張ります。

作業後には、ご指導いただいている八月朔日(ホヅミ)さん宅の裏山にある小さな川で鱒の生け捕りをさせて頂き、その後鱒の塩焼きとBBQを御馳走になり、楽しいひと時を過ごしました。八月朔日さん一家と近隣の方々に感謝で一杯です。

勇気米作り

記念写真

文:岡本沙樹(学部2年)
写真:中村祐二(学部教師)

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