1年生が修養会で親睦を深める/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

1年生が修養会で親睦を深める/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

1年生が修養会で親睦を深める

2014年4月29日

学部1年生39名は、埼玉比企郡の国立女性会館で修養会を行いました。学園長と学部長を含めて8名の先生方も参加してくださいました。修養会の目的は、学生同士が,そして学生と先生が互いを知って仲良なることでした。

4月26日(土)の昼過ぎにバスで自由学園を出発しました。バスの中では皆楽しく会話をし、さっそく距離が縮まった感じでした。国立女性会館へ到着後、ただちに研修棟へ向かい、咲花昭嗣先生に手順を解説していただき、6つのグループに分かれてKJ法を行いました。

KJ法とは、思考や情報を整理する方法で、川喜多次郎によって考案されたものです。今回は、「自由学園の強みと弱み」などのテーマがグループごとに与えられて、そのテーマに対して皆が思い思いの考えを出して、それをポストイットに書いていきました。ひとり10枚程書くのですが、ルールとして他人の意見を否定してはいけません。次はそのポストイットの似たような内容同士をまとめていくつかの集まりを作っていきました。このように、意見を出し合い、共同作業を行ううちに、自然とグループ内の関係が深まっていきました。初日は、その後、自己紹介の時間を取り、学園長による「学園の思想」の講義を受けました。

1年生修養会2014

自己紹介と講義の様子

翌日は、KJ法の続きを行いました。昨日まとめたポストイットを1枚の紙に貼り、まとめて図とする作業です。さまざまな考えが1つの図になってゆくのは楽しく、皆よく取り組んでいたように感じました。昼食後に、短くレクリエーションを行い、15時半ころにバスで自由学園へ戻って、修養会は終わりました。

1年生修養会2014

KJ法の様子

1年生修養会2014

KJ法の様子

とてもシンプルな修養会でしたが、いくつかの企画やサプライズもあり、学部1年生のその場を盛り上げる力と企画力のおかげで、とても充実した修養会になりました。

文:岩重浩太郎(学部1年)
写真:遠藤敏喜(学部教師)

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