2月22日（火）から24日（木）までの3日間、最高学部4年課程2年の37名（40名中）は学年旅行として沖縄へ行きました。
毎年、本来ならば2年課程2年生が卒業研修旅行のために伊勢・奈良・京都へ旅行に行っているのですが、今年の2年生には2年課程在籍者がいないため、4年課程が旅行へ行く機会が与えられました。
1日目は朝7時に羽田空港に集合し、沖縄へ出発しました。到着後、首里城へ皆で行き、沖縄が琉球王国だった頃の歴史について学びました。
2日目は終日バスで移動し、平和学習を行いました。ひめゆり平和祈念資料館では、2時間の自由行動をとっていたましたが、それぞれ時間いっぱい使い、真剣に見学していたようです。沖縄ワールドでは、鍾乳洞を通ったり、ハブショーや沖縄の伝統芸能である「エイサー」の見学、お酒造りの行程を学んだりと、沖縄の歴史・文化・自然を体験しました。その後、沖縄出身の作家たちの作品を主に展示している佐喜眞美術館に見学へ行きました。美術館は宜野湾市にあり、すぐ近くに普天間基地があります。まず屋上へ上がらせていただき、そこから普天間基地を眺めました。沖縄戦の慰霊の日である6月23日の太陽の日没線にあわせてつくられた階段の構造は、その時の事の重大さを改めて教えてくれるものであると感じました。館内では、沖縄戦について描かれた大きな絵の前で館長からの解説を受けました。当時のお話を直接伺うという機会が与えられたことに、感謝です。
3日目は朝から自由行動にしました。中には、ちゅら海水族館に行った人、タクシーの運転手さんにお世話になっていろいろなところをまわった人など、それぞれ沖縄を満喫したようです。
3日間を通し、今まで知らなかった沖縄の歴史や文化にふれることができ、とてもよい機会となりました。3年生に進級するとクラスで集まることも減ってしまうので、2年生の最後にこのような機会を持たせていただけたことに感謝しています。また、今回の旅行に関わってくださった全ての方にこの場を借りて感謝申し上げます。
文：黒川麻紗・才川天平（学部2年） 写真：後藤健太（学部2年）
