3月5日(土)に4年生の卒業研究報告会を開催した.午前に「自然の理解と創造」「ライフスタイル」「人間形成と教育」の報告を行い,午後に「数理モデルとインターフェイス」「環境と経済・社会」「世界と日本の文化」の報告を行った.
今年度は例年よりも在籍数が多く報告チーム数も16チームと多かったため,1人当たりの持ち時間は5分弱と短くなったので,会場での質疑応答の時間は設けなかった.しかし新たな試みとして,各チーム1枚ずつ研究内容をまとめたポスターを作成して食堂に展示し,昼食後と交流会の際にお客様の質問や疑問に直接お答えする機会をもった.午前の部の終了が30分遅れたため,昼食後の時間は十分には取れなかったが,交流会では活発な議論があちこちで行われていた.
準備期間が少なく,自分の報告準備と会場の準備などを並行して行う厳しい日程であったが,それぞれが力を出すとともに創意工夫することで,よい報告会を作りあげることができたと満足している.
交流会は17時半頃に終了した.長時間であったが,多くの方が最後まで居てくださった.当日は,天気にも恵まれ,来場者数も例年よりも多い480人であった.先生方,学部生をはじめ,理事他関係者の皆様,卒業生の方々,父母の皆様が聞いてくださり,そして高等科生徒も聞きに来てくれて,心から感謝申し上げます.
(左)自然チームの報告 (右)ライフスタイルチームの報告
(左)会場の様子 (右)指導の先生の講評を聞く文化チーム
(左)大貫学部長による講評 (右)報告会リーダーの挨拶
(左)受付題字は4年生によるお習字 (右)交流会の様子
文:畑田崇行(報告会リーダー・学部4年) 写真:遠藤敏喜(学部教師)
ポスター:神谷 悠(学部4年)