包丁の小気味よい音,油で揚げる匂い,先生を呼ぶ声.2月25日に1年生男女の有志18名がお食事作りをした.講義がないこの期間に毎年しているのだという.
献立は人参丸パン,ほうれん草のポタージュ,スコッチエッグ,サラダファンタジア,希望満充,紅茶であった.スコッチエッグは卵を茹でて,その卵を挽肉のタネで包む行程に手間がかかるため普段のお食事ではなかなかでない品である.料理の人数が多いため普段でない献立に挑戦した.
始めは慣れない学部の台所に戸惑っている様子だったが,だんだんと楽しむ余裕がでてきたようだった.男女が一緒にお料理することは珍しく,よい経験となった.
文:丸山美麻(学部1年) 写真:遠藤敏喜(学部教師)