12月16日(木)に,龍谷大学瀬田キャンパスで開催された応用数学合同研究集会にて,4年生の宮﨑紗都美さんが研究発表を行った.
「数理モデルとインターフェイス」ゼミナールは,すでに今年度,学外の2箇所で研究発表を行っており,今回が3箇所目の学外での発表となる.宮﨑さんは3年次より,ゼミの同級生とともに,B. Grunbaum の英書 Convex Polytopes や G. C. Shepard の論文 Convex polytopes with convex nets などを読み進めてきたが,今回はチームとして得られたグラフ理論に関するオリジナルの定理を,代表して発表した.
応用数学合同研究集会は,年に1度開催される大きな研究集会で,会場も広く,発表前の宮崎さんはとても緊張していたが,発表そのものは実に落ち着いて丁寧であった.座長も会場の皆さまも好意的に質問やコメントをしてくださり,温かい雰囲気のもと発表を行うことができた.
(左)報告の様子 (右)報告後に質問に答える数理チーム
金閣寺をバックに記念写真
発表にあたっては,ゼミナールの同級生や後輩,そして大柳陽一先生にサポートしていただいた.この場をお借りして,深く感謝申し上げます.
文・写真:遠藤敏喜(学部教師)