卒業年次生が墓前礼拝を行う/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

卒業年次生が墓前礼拝を行う/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

卒業年次生が墓前礼拝を行う

2010年10月27日

墓前礼拝10月26日(火)の朝7時から、雑司ヶ谷墓地にて、自由学園創立者の羽仁吉一先生逝去満55年の記念礼拝が行われた。当日は小雨のぱらつく曇り空であったが、矢野恭弘学園長、大貫隆学部長、教員、元教員、父母会委員、明日館職員等関係者と、学部4年生全員が出席した。学部4年生は6時に集まって、お墓と周辺を清掃しお花をお供えした。


礼拝は、はじめに出席者全員で讃美歌294番を歌い、学園長が『使徒言行録』1章の6節から8節を朗読した。学園長は,吉一先生の書かれた『雑司ヶ谷短信』の「人間到處有使命」を抜粋して読み、私たちはどこにあっても使命を果たせる人でありたい、4年生が卒業までの半年の間に、自由学園の一貫教育の最後の学びをよくして、「自由学園の手紙」として、与えられた使命を果たす人となって卒業できるようであってほしい、と述べた。そして聖書の「地の果てに至るまでわたしの証人となる」を引いて、自由学園の証(あかし)となってほしいと話した。最後に、詩人高村光太郎が吉一先生のご逝去にあたって書いた詩「追悼」の朗読があり、全員で讃美歌536番を歌った後,全員がそれぞれ拝礼して墓前礼拝を終えた.
墓前礼拝 墓前礼拝

文:遠藤敏喜(学部教師) 写真:八木顕人(学部4年)

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