去る2月11日、第63回府中駅伝競走大会に最高学部競走部が初出場した。
「みんなで楽しく走ろう」という目標で声を掛け合い、男子（一般男子の部：自由学園A・B）2チーム、女子（一般女子の部：自由学園C）1チームが各チーム5人ずつで襷をつないだ。府中駅伝は歴史ある大会で、今年は230チームが参加して行なわれた。
曇天で気温が低く多摩川からの川風が冷たい条件のもと、自由学園チームは襷をつなぎ見事に完走した。結果は、自由学園Ａが出場118チーム中25位、Ｂは39位、女子チームは出場25チーム中17位であった。会場には、父母、学生も応援に駆けつけ、熱心な声援を送った。
自由学園では以前から学内企画の駅伝は行なわれてきたが、最高学部生が一般の駅伝大会にチームで参加したのは初のことである。選手は自分達で自主的に練習に励み、この日を迎えた。1～4年の各学年、そして男女学生が参加してできる駅伝は学部生に適したスポーツであると思う。次回は3月7日の武蔵野市民駅伝に男女各1チームが出場予定である。
選手の感想 角田 然（学部3年）
今冬、最高学部に結成した競走部は府中駅伝大会に出場しました。当日は気温が低かったものの心配された雨は降ることなく、出場した男子2チーム、女子1チームが全員で、最後まで襷をつなぐことができました。当日まで多くの人にご支援ご指導をいただきながら練習してきた成果を存分に発揮するよい機会となりました。今後は更に練習を励み、次回の武蔵野市民駅伝でよい結果を残すことを目標にします。
駅伝の様子
駅伝チーム
文・写真：小田幸子（学部教師）
