7月4日(土)、記念講堂にて4年課程卒業研究・2年課程卒業勉強の第1回中間報告会と学部の1学期終業式が行われた。中間報告会の前には、自由学園の学校薬剤師である後藤佐恵子さん(女子部62回生)をお招きして、薬物に関する講演をしていただいた。
薬物に関する講演の様子
中間報告会はまず4年生の卒業研究報告から始まり、6つのテーマ別グループ研究ごとに発表が行われた。今回は主に研究概要についての報告があり、続いて行われた2年課程の卒業勉強報告は3つのグループに分かれて研究を進める様子が報告された。卒業研究・卒業勉強とも夏休み中に研究を進めた内容を次回10月3日(土)の第2回中間報告会で報告される。
中間報告会の様子
中間報告会の様子
なお、本年度の卒業研究・卒業勉強のテーマは以下の通りである。
四年課程卒業研究
世界と日本の文化
異文化の受容
空間意識 ―間とつながり―
宗教に見る江戸と東京
表現とその方法
レジュメ(PDFファイル49KB)
環境と経済・社会
自由学園への新エネルギー導入の可能性に関する研究
レジュメ(PDFファイル70KB)
ライフスタイル
自由学園の男女別学教育を考える
レジュメ(PDFファイル23KB)
人間形成と教育
体験が人間形成に及ぼす影響
レジュメ(PDFファイル34KB)
自然の理解と創造
スポンジケーキを題材としたおいしさの追求
自然と人の関わり~武蔵野の栽培種と野生種~
レジュメ(PDFファイル39KB)
数理モデルとインターフェイス
教育現場におけるインターフェイス
レジュメ(PDFファイル329KB)
二年課程卒業勉強
自由学園最高学部の教育―前期課程を中心として―
レジュメ(PDFファイル14KB)
その後終業式が行われ、委員から当番の報告や部活の活動予定、施設利用に関する報告が行われ、最後に鈴木春男学部長から学部生に向けて、「これから2ヶ月間の夏休みは学生の特権である。多くの事を経験して悔いのない夏休み期間を過ごして欲しい。」と述べられた。
終業式でお話しされる鈴木春男学部長
文・写真:八木顕人(学部3年)