晴天に恵まれた6月27日(土)、学部の勉強や生活について紹介する学部オープンデーが9時から17時まで行われた。4月から総リーダーや学年リーダー、各係のリーダーが順次決まると、企画や準備に至るまでリーダーを中心に学生一人一人が参加し、作り上げてきた。
午前中はまず、男子部・女子部高等科の生徒が学部3年生の案内で各ブースを見学した。見学後に案内した学生に感想を言えたり質問が出来る時間もとられ、皆率直な感想を伝えていた。学部の主な校舎である学部棟の3階中教室では、学部生の1日の生活を時系列に説明するブースが設けられ、来場者は興味深く眺めていた。2階の各教室では、4学年それぞれのブースが設けられ、入学してからの様子や個人活動に関して取り上げられていた。その他、学部2年生が製作した映画の上映やテーマ別グループ研究で指導される講師の紹介ブースも設けられた。1階の食堂では、面談スペースとカフェが設けられ、手作りのお菓子と飲み物の販売が行われた。
今日のオープンデーを迎えるにあたり、今の学部について知って欲しいという願いで皆準備を進めてきた。今回は写真や映像、パネルをたくさん使っただけでなく、実物を用いて紹介するスペースが数多く見られた。こうした見せ方の工夫が、来場者の感想からもくみ取る事が出来た。また、男子部・女子部中等科の生徒が大勢来場し、学部の学生が普段どのような生活を送っているかを触れる事が出来た事も、とても嬉しい事である。学部生一人一人が参加したからこそ出来たイベントだった。
3階の様子
2階の様子
1階の様子
面談
学生の働き
片付け
文・写真:八木顕人(学部3年)