2年課程の卒業勉強と4年課程の卒業研究の中間報告会/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

2年課程の卒業勉強と4年課程の卒業研究の中間報告会/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

2年課程の卒業勉強と4年課程の卒業研究の中間報告会

2013年7月6日

7月5日(金)の8時半から10時半まで、記念講堂で、2年課程の卒業勉強と4年課程の卒業研究の第1回目の中間報告会を行った。今年度の2年課程は1グループで卒業勉強を行い、4年課程は12グループで卒業研究を行う。タイトルを下記のとおりである(報告順)。

2年課程2年 
食の在り方を考える―最高学部のより良い食の提案―

4年課程4年
人間形成と教育ゼミ
・生活学校の展開と役割―盛岡友の会生活学校と北海道本別生活学校を事例にして―
・幼児生活団の運動カリキュラムの提案―体操会に注目して―

環境と経済・社会ゼミ
・森と人との関係再構築に向けての研究―森林の新たな管理方法の提案―

ライフスタイルゼミ
・限定空間内におけるエネルギーの効率化の考察と実践
・「生活情報媒体」と自由学園を知ってもらうためのより効果的な媒体の研究
・生活の中の布とその色の機能、精神的な表現と役割
・記念学寮の地域の中での存在や役割の考察と地域社会との共生の実践

自然の理解と創造ゼミ
・自然と人のかかわり―武蔵野の野生植物―
・自然と人のかかわり―武蔵野で栽培されている作物の利用について―

数理モデルとインターフェイスゼミ
・自由学園男子部に相応しい教室用椅子
・全国友の会「生活時間しらべ」にみる日本女性のライフスタイル

世界と日本の文化ゼミ
・「至高」とその追求過程についての考察

中間報告会2013年度1回目

発表の様子(左から2年課程,教育,自然)

今回の報告会は、非常に限られた時間であったため、研究(勉強)の目的・ゴールのイメージと達成にむけての計画に焦点を絞って述べてもらった。卒業年次生同士が理解しあうことを会の主目的としたが、最高学部1年から3年までの学部生のほぼ全員が聞いた。学園長・学部長もすべての報告を聞いてくださり、指導の先生方・学部の教職員のみならず、(とくにアナウンスはしていなかったが)広報室の皆様・数人の父母・卒業生も来てくださった。

中間報告会2013年度1回目

質疑応答の様子と杉原先生による講評

会の最後には、環境と経済・社会ゼミの杉原弘恭先生から講評をいただいた。今後は、9月と12月に中間報告会を行い、来年3月1日(土)に最終的な報告会を開催する。

文:遠藤敏喜(学部教師)
写真:花井聖仁(学部1年)

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