39名の新たな仲間を迎えてから2週間が経ち、皆いきいきとした表情に満ちあふれている。通常の講義が始まり、その中で特に密にコミュニケーションを取りながら行うのが学園特別実習である。学部1年生と2年生が考古学、施設管理、自然誌・環境、樹木・庭園、消費経済、食、図書・記録、農芸の8グループに分かれ、学園全体に関わる勉強の運営および実習を行っている。このうち学部1年生は木曜日と金曜日の午後に行っている。
各グループとも学生が慣れないながらも一生懸命作業に取り組んだり、担当の先生の説明を受けたりしていた。これまで男子部・女子部と別々に学んできた学生が、お互い協力し合いながら実習を進めていく姿は、とても清々しく感じた。
(左)雑草取りを進める―農芸グループ
(右)枝を切る前に脚立の位置を確認―樹木・庭園グループ
(左)草の種類について説明を受ける―自然誌・環境グループ
(右)ハンダごての実習を受ける―施設管理グループ
(左)土器の整理を行う―考古学グループ
(右)タケノコの皮むきを行う―食グループ
(左)コンピューターに商品情報を入力―消費経済グループ
(右)図書館の引越に向けて本を詰める―図書・記録グループ
文・写真:八木顕人(学部3年)