人間形成と教育ゼミの4年生が世界新教育学会で研究発表を行う/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

人間形成と教育ゼミの4年生が世界新教育学会で研究発表を行う/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

人間形成と教育ゼミの4年生が世界新教育学会で研究発表を行う

2013年6月17日

テーマ別グループ研究「人間形成と教育」ゼミに所属する最高学部4年の酒井理人と田中真人は、6月16日(日)に日本獣医生命科学大学で開催された「2013年度 世界新教育学会(WEF)国際教育フォーラム」にて研究発表を行った。

演題は「自由学園南沢セツルメントの子供会事業における教育的意義の考察」で、自由学園が過去に行っていたセツルメント(隣保事業)について、とくに”子供会”に焦点を当て、新教育とセツルメントの関係とその教育的意義について考察し発表した。

今回のフォーラムのメインテーマは”生きる力を育む”でサブテーマが”動物”であったため、自由研究発表も講演も”動物”に関するものが多かった。私たちの発表は今回のテーマとは直接関係しないが、”新教育”の大事な要素にあたり、私たち以外にも「小西重直と日本新教育運動」や「経験の再構成としての書くということ-デューイ教育思想に基づいた現代的課題への視点-」といった研究発表も行われた。

2013年度新教育学会で研究発

研究発表の様子:発表する酒井(左・中央)質問に答える田中(右)

質疑応答では、多くの方がご意見・ご感想をお寄せ下さり、私たちの中で見えていなかった課題に気付くきっかけとなった。これは大きな収穫であった。学会に参加したことで確実に自分の視野が広がった。関わって下さったすべての方に感謝申し上げたい。今後は今回の研究発表から得られたことを、卒業研究へと繋げていきたいと考えている。

文:酒井理人(学部4年)

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