２月14日から、学部周辺の外構工事が着工された。昨年12月から、ランドスケープ委員会を中心に有志で進めてきた、現場の整地・造成作業なども概ね完了した。
（※詳細はランドスケープ委員会 外構工事着工に向けた学部内の整地・造成作業をご覧ください）
今回、学部内から廃材、コンクリート、アスファルトガラ、落葉を徹底的に集めた。作業の結果、昨年12月からの期間に、落葉を41立米、2,900kg、コンクリートガラを6.5立米、アスファルトガラを3立米、廃材・生木・抜根等を7.5立米集積した。（これには、今回の工事に伴い解体した舗装や、コンクリートブロックの残骸も含まれる）集積したごみは細かく分類し、学園ごみ委員会との連携で、建設系産業廃棄物のリサイクルに積極的に取り組んでいる処理業者と契約し、適正に排出した。落葉は、学園内での堆肥化にも限界があるため、可燃ごみとして処理を行った。
また、学部の新校舎建設時の残土で、埋められてしまった梅林中央の道も、再び学部への正式なアプローチとして設えるため、４年ぶりに復活させた。その他、ウメ１本、ツバキ３本の移植も行った。
作業には、ランドスケープ委員会の他、樹木庭園グループ、学部委員会、ごみ委員会、その他多くの学生の協力を得て、学部内を隅々まできれいな状態にすることがきた。今回の作業からは、日常的な庭の維持管理を計画的かつ、発生する落葉の量を調べる等、科学的に行っていく事の必要性を特に感じるものであった。工事完了後には、このような外回りの掃除に関するルール、システム作りもランドスケープ委員会の仕事として行なっていきたい。
（左）コンテナに積み込んだガラ（右）ごみ搬出の様子
（左）集積した落葉をトラックで搬出（右）落葉を焼却場へ持ち込む
（左）ホイールローダーで土砂をダンプに積み込む（右）復活した梅林中央の道
（左）樹木庭園グループによる剪定作業（右）工事業者さんとの打ち合わせ
文・写真：吉川慎平（学部３年）
