この程、2月中旬から業者さんによる学部周辺の外構工事が着工される運びとなったが、それを前に、昨年12月から、ランドスケープ委員会を中心に、男子部25回生の内田義彦さんのご指導をいただきながら、現場の整地・造成作業などを本格的に行っている。これは、学部内に残土や落葉、瓦礫、廃材の山、雑木の茂みや、その他、ごみが溜まっている場所が多いことから、造園業者さんに委託する前に、ランドスケープ委員会を中心にきれいにしたい、ということで作業に着手した。
作業は、普段手を入れていない場所を含め、学部内全域から、落葉を掃き出すことから初め、枯木の処理なども行った。続いて、小型の油圧ショベルをレンタルし、操縦資格を持つ学生で、新校舎建設時の残土山を押土し、平らに整地した。不要なコンクリート平板やアスファルト舗装も、油圧ショベルや電動ハンマを使って壊し、ダンプカーに積み込んで一箇所に集積した。また、移植予定の樹木も、荒縄を使って根巻きを施して一部を移植した。
学部委員会からも「普段の自治区域でそれぞれが出来ることをしてください」と積極的に呼びかけがあり、作業中に現場を通りかかった学生も巻き込んで、順調に進んでいる。追って完成までの進捗状況を報告したい。
(左)整地工事の様子(右)整地が完了した学部棟南側
(左)自治区域中の落葉掃き(右)丸太の撤去
(左)アスファルト舗装の撤去(右)ガラをダンプで運ぶ
(左)ツバキの根を荒縄で巻く(右)学部前のウメの移植
ランドスケープ委員会 外構整備に向けた学期末の一斉清掃
文・写真:吉川慎平(学部3年)