11月17日(土)の卒業生講座で、学部１年生は、女子部76回生の丸山美和さんのお話を伺った。丸山さんは現在済生会横浜市南部病院の看護師として活躍されている
卒業生講座は、学部１年生が受ける特別講義で、ほぼ月１回のペースで土曜日に行われている。今回は５回目で、主に卒業後の進路・仕事についてのお話しがあった。
丸山さんは卒業後、短期大学に進んで看護を学び、短期大学を出てからは救命救急センターで看護師として勤務なさり、また今年４月からは現在勤務されている病院に移られたそうで、救急救命センターと一般病棟との違いについてもお話しされた。学園での生活では、学校生活や寮生活を通して忍耐力や体力が身についたこと、それが卒業してからの生活でも活かされたということを強調されていた。また実際に看護師として働くようになってからは、学生時代の時に抱いていた気持ちと実際の気持ちとのギャップに苦しんだともおっしゃっていた。同時に医療現場で働く事の厳しさや、常に自分の行動を反省し、予習していくことが大切という事もお話された。
普段あまり聞くことができない、医療現場で働く方の生の声を知る機会になり、とても勉強になった。これから一人一人が進路を決めるのに、各方面で活躍なさっている卒業生のお話を伺えるのはとても参考になる。今日の講義はその中でも貴重なお話を伺うことができた。
講座の様子
写真・文：八木顕人（学部１年）
