学部1年 能楽を学ぶ/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

学部1年 能楽を学ぶ/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

学部1年 能楽を学ぶ

2007年10月25日

能楽を学ぶ10月24日(水)の午前中、学部1年生は総合表現技法の講義の一環として、能楽家の佃良太郎氏(男子部60回生)をお招きして、特別講義を行った。


始めに能楽についての説明があり、佃氏は能楽とは「仮面謡舞劇」であるとおっしゃっていた。次に面の説明があり、能の面は向きが変わると表情が変わるという事を強調されていた。その後能を演じる上での礼儀作法や名称の紹介、実際に使われている能管(横笛)と鼓の紹介が行われた。
講義終了後に質問や実際に能管や鼓に触れられる時間があり、多くの学生が実際に触った。能楽には「秘すれば花」という言葉があり、出来るだけ分かりやすい表現をせずに観る人が情景を想像してもらう事が醍醐味であるとおっしゃっていた。
今日の講義は能楽に触れられただけでなく、日本の古典芸能全体を知る良いきっかけになった。
  能楽を学ぶ   能楽を学ぶ

文・写真:八木顕人(学部1年)

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