共同研究食グループ 那須の水田での稲刈り/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

共同研究食グループ 那須の水田での稲刈り/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

共同研究食グループ 那須の水田での稲刈り

2007年10月2日

那須の水田での稲刈り9月30日(日)に、共同研究食グループの学生15名は、5月に植えた稲の刈りいれを那須の水田で行った。


当日は、雨が心配される中、午前9時から作業を開始した。八月朔日さんのお宅で、お米の「調製」と呼ばれる、乾燥、脱穀、選別、計量、そして袋詰という出荷のための作業を見せていただいた。続いて水田へ移動し、まずは鎌を持って手作業で刈りいれを行った。希望する学生には、大型コンバインの操作も体験させていただいた。手作業で刈りいれた稲は、天日干しのため藁で結束し、那須農場へと持ち帰った。手作業での刈りいれを終えた11時頃から、心配されていた雨が降り始め、コンバインでの刈りいれが予定されていた区画は半分程であきらめ、作業を終了した。最後に八月朔日さんのお宅で昼食を頂き、1日の活動を終えた。
食グループは、5月の田植え、夏休み中のヒエ抜き、そして今回の稲刈りと、水田での作業を体験させていただいた。それぞれの場面で、手作業と機械作業の両方を体験させていただいたこと、肥料や農薬のことなど、水田での実際の体験や八月朔日さんのお話から学んだことは、とても大きかったと思う。今年度の後半、食グループは3つのテーマを設定して研究を行っているが、各テーマを考える上でのよい基礎が築かれたのではないかと思う。
今月26日のミスタ羽仁記念日から学園の食卓に、那須で育った新米が供される予定である。
那須の水田での稲刈り  那須の水田での稲刈り
   (左)コンバインでの刈りいれ  (右)稲を結束する
那須の水田での稲刈り  那須の水田での稲刈り
   (左)天日干し  (右)八月朔日さんを交えて記念撮影
那須のお米が今年も食卓へ

文・写真:吉川慎平(学部3年)

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