学部2年 今井雅晴先生から環境教育のお話を伺う/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

学部2年 今井雅晴先生から環境教育のお話を伺う/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

学部2年 今井雅晴先生から環境教育のお話を伺う

2007年9月18日

環境教育講演富士エコパークビレッジに勤めておられる今井雅晴先生の講演が9月18日(火)に学部食堂にて行われた。テーマは「自由学園でできるエネルギー対策」であった。
私たちの生活に役立つ新たなエネルギーを発見するだけでなく、一人一人の家庭生活から消費されるエネルギー量を削減することでも、エネルギー対策に取り組んだと言うことができる。


今井先生は、エネルギー消費量削減について多くのアドバイスを学部生に話された。中でも、「白熱電球を蛍光ランプに取り替えるだけで、以前より電気消費量を8割も削減できる」という話、あるいは「天ぷらの廃油を(自動車やストーブに使う)新たなエネルギーに利用できる」といった話は特に学部生の関心を引き、講演終了後に活発な質問がなされた。
講演の冒頭で今井先生は、環境問題に対して自分は具体的に何ができるのかという「問題解決能力」が重要であると指摘された。現代の企業が求める人材とは、まさにこの問題解決能力を持つ人間である。また、単に事実(環境問題)を知った所で停止してしまうのではなく、そこから何らかの行動に移していくことの必要性についても述べられた。
今回の今井先生の話を通して、一人一人が問題解決能力を持ち続けることの重要性について実感し、また環境問題解決につながる多くの糸口を発見することができた。今回の経験を活かして、自分自身の問題解決能力の更なる向上や、自由学園の環境改善にも目を向けていければ良いと感じている。

文:山本虎太郎(学部2年)
写真:遠藤敏喜(学部教師)

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