３年生の共同研究「食」グループは、夏休みを利用して那須農場に行き、５月に田植えを行った水田を中心に草刈りとヒエ抜きを行った。参加したメンバー延20名は、７月16日・18日、８月22日の３回に別れて作業を行った。
７月16日は、４名で水田の畦に生える雑草を刈払機で除草した。また、稲の成長を記録することも行った。18日は、７名で水田の中に入り、稲に混じって生えるヒエを抜く作業を行った。穂の出ていないこの時期は、稲とヒエは同じような外見のため、見分けることはとても難しいが、稲作の指導をしていただいている八月朔日さんに、見分け方のコツを教えていただきながら作業を行った。
このヒエ抜きを行ったものの、８月の後半になると、実り始めた稲穂に混じって、抜ききれなかったヒエが成長し、穂を出すようになった。８月22日は、学生９名、先生方４名で、このヒエを抜く作業を行った。この時は、昼頃に稲の花も見ることができた。
普段の細かな水田の管理は八月朔日さんにお願いしているが、夏休み中に３回も、学生が水田の管理に参加出来たことは、とてもよかったと思う。９月に入ると台風の影響が心配されるが、いよいよ10月初旬には稲刈りが行われる予定である。
（左）稲の丈を測る （右）稲とヒエを見分ける
（左）青々とした水田でのヒエ抜き ７月（右）稲に混じって生えるヒエ 丈が長い穂がヒエ
（左）色づき始めた水田でのヒエ抜き ８月 （右）稲の花
（左）女子部の水田 ８月22日 （右）男子部の水田 ８月22日
那須のお米の近況
文・写真：吉川慎平（学部３年）
