ミセス羽仁記念展の準備に学生有志が参加/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

ミセス羽仁記念展の準備に学生有志が参加/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

ミセス羽仁記念展の準備に学生有志が参加

2007年5月17日

5月19日(土)から5月26日(土)まで、女子部体操館を会場に、ミセス羽仁のご逝去50年を記念した展示会が開催される。この準備に、最高学部の学生有志が参加している(記念展の詳細は ミセス羽仁ご逝去50年記念展のご案内 をご覧ください。
今回の展示は、ミセス羽仁ご逝去50年記念準備委員会(各部委員、資料室)を中心に企画、制作がすすんでいるが、映像製作や、模型製作、会場作りなどに、最高学部の学生有志も積極的に参加している。


映像展示では、図書館内に保存されている16mmフィルムの中から、1931年に製作された自由学園紹介映像「生活即教育」と、1932年のミセス羽仁の世界旅行の様子を撮影した「羽仁もと子外遊記録」を上映する。「生活即教育」は無声映画であるが、ナレーション用の台本が現存しており、当時は、映画の上映中に台本を読みながら内容を解説する人があったと思われる。今回は、これを学部2年の松下瑛美さんが、ナレーションとして吹き込む事を試みた。「羽仁もと子外遊記録」は、ミスタ羽仁記念展においても上映されたが、新にフィルムの断片をデジタル変換して加えた。当時のエジプト、ローマ、ロサンゼルスや、客船での旅の様子など、世界各地を撮影したこの映像はとても興味深いものになっている。
同じく、ミセス羽仁の世界旅行に関する展示では、旅の行程を生徒、学生にも分かりやすいよう、北半球の模型を作成し、その上に旅の行程を示すことも試みている。
その他にも、キャプションの作成、会場設営など、様々な場面で学生が力を出している。いよいよ準備は大詰めを迎え、今週土曜日が初日となる。
是非、多くの方にお越しいただければと思う。
  ミセス羽仁記念展の準備   ミセス羽仁記念展の準備
   (左)ナレーションを吹き込む松下さん(右)北半球の模型作成の様子
  ミセス羽仁記念展の準備   ミセス羽仁記念展の準備
   (左)準備中の会場の様子(右)パネルを設置する学生

文・写真:吉川慎平(学部3年)

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