柳窪地域でのボランティアに参加/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

柳窪地域でのボランティアに参加/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

柳窪地域でのボランティアに参加

2007年5月8日

5月3日(木)に、東久留米市の西端に位置する柳窪地区で、地元の市民グループ主催による、「春の柳窪まつり2007~柳窪五月人形・鯉のぼり・伝統的餅つきを楽しむ会」と題したまつりが行われ、最高学部も協賛していることから、学部生5名がお手伝いとして参加した。


柳窪地域は、黒目川の上流部に位置し、樹齢100年以上のケヤキ林の中に、古くからの大きな民家が点在し、武蔵野の農村の面影を今に残している。同地域では、この環境を後世に残そうと活動を続けている市民グループ主催による、一般の方を対象とした「柳窪まつり」が定期的に行われている。
今回は、子供を含め約100名余りの参加があり、スタンプラリー形式で、午前、午後の2回に分かれて地区の江戸、明治時代からの家々をめぐり、柳窪天神社を訪れた。学部生は、家々で見学後に参加者のスタンプカードにスタンプを押す事などを担当した。また、映像、写真による記録も担当した。家々には、手入れの行き届いた庭に面したところに、立派な五月人形が飾られており、また、大きな鯉のぼりも参加者の目を引いた。お昼には、この地区独特の、3人が杵を持ち、交互に餅をつくという、伝統的な餅つきも披露され、つきあがった餅は参加者に振舞われた。
今回参加した4年生は、「これは非常に良い企画だったので、もっと大勢の学部生が参加するよう、次回からは、自分たちが参加を呼びかけたい」と話していた。
柳窪地域と自由学園は古くから交流があるが、近年は地区で行われる行事にも積極的に学生が参加している。また地域と農業という視点から、地区の畑や果樹園でも勉強させていただいている。
  柳窪地域でのボランティアに参加   柳窪地域でのボランティアに参加
   (左)柳窪のケヤキ並木(右)カードにスタンプを押す4年生
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   (左)柳窪天神社(右)餅をつく4年生と子供

文・写真:吉川慎平(学部3年)

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