学部3年 那須農場での田植え/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

学部3年 那須農場での田植え/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

学部3年 那須農場での田植え

2007年5月5日

5月2日(水)に、3年生の共同研究「食」グループは、連休を利用して那須農場に出掛けて、農場から程近い学園所有の水田で田植えを行なった。生徒・学生による農場でのこのお米作りは、現在学園で進められている「食の学び」プロジェクトの一貫として、女子部、男子部、学部で昨年度から試みられた。今年も、地元の農家の方のご協力いただき、農場での米作りが始まった。


共同研究「食」グループのメンバーは、欠席を除く16名で、田植え前日の1日に那須農場に入り、この日の夜は、お米作りにご協力をいただいている、八月朔日(ほづみ)さんに農場までお起こしいただき、お米作り全般に関わるお話をしていただいた。
当日は、朝8時半に八月朔日さんのお宅に伺い、苗代から苗をトラックに乗せる作業を行なった。続いて水田に移動し、学部生は、田植え機による田植えを体験した。一部田植え機では植えられない場所は、手分けして水田に入り、手植えも体験した。
手植え作業に比べ、田植え機での作業は格段に楽であるが、慣れない学部生のハンドル操作では、まっすぐに列を揃えて植えつけることはとても難しかった。また、太さ数ミリ、高さ7~8センチの弱々しい苗を、自動で水田に植えつけていくという、農業機械の技術も、学部生にとってはとても興味深いものであった。
今後、細かな水の調整や肥料の事などは八月朔日さんにお願いすることになるが、メンバーも夏の草刈りなどに行きたいと考えている。今から秋の収穫が待ち遠しい。この5月には、同じ学園所有の水田で、女子部、男子部の田植えも予定されている。
  那須農場での田植え   那須農場での田植え
   (左)苗代から苗を出す(右)手植えの様子
  那須農場での田植え   那須農場での田植え
   (左)田植え機での作業(右)田植え機の構造を見る

文・写真:吉川慎平(学部3年)

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