学部1年 那須農場で修養会/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

学部1年 那須農場で修養会/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

学部1年 那須農場で修養会

2007年5月2日

最高学部1年生63人は、4月29日(日)から5月1日(火)までの3日間、学部の先生方10人と矢野恭弘副学園長とともに、栃木県にある自由学園那須農場で修養会を行なった。


初日は到着後ただちに、農場主任の幼方英次郎先生からお話を伺い、その後は夕方まで農場のお仕事を手伝った。刈り払い機で笹を刈ったり、ギシギシと呼ばれる雑草を取ったりして、好天のもとよい汗をかいた。これらの労働は、その後も修養会の間中、毎朝5時から6時半まで行なった。夕食後は自己紹介を行なった。自分の隣に座っている人に質問してそれを隣の人が答えるという趣向を凝らした内容で、とても盛り上がった。
2日目午前は、矢野先生とともに『雑司ヶ谷短信』を読み、午後は、学部長鈴木春男先生に教えていただき、KJ法と呼ばれる仮説などのアイディアを生み出す手法を用いて、ディスカッションをした。あらかじめ7~8人のグループを組んで、それぞれに与えられた「最高学部でいかに学ぶか」「自由学園の教育の素晴らしさ」などのテーマについて議論し合い、個々の考えをグループの考えに具体的にまとめていくという作業をしたのだが、最初は殆どのグループが慣れない交友と作業のためか、なかなか意見がまとまらず、しかし、徐々に意見が出るようになり、最終的には全てのグループが議論の内容をまとめることができた。夕食後は、男女ペアを組んで、農場内を歩くナイトウォーキングを、スタンプラリー形式で行い、皆とても楽しんだ。
  1年生那須農場修養会   1年生那須農場修養会
   (左)楽しく語らいつつの食事(右)読書の課題をする
3日目は、前日まとめたKJ法の結果をグループごとに発表し、それを皆で聴きあった。その後1時間ほどクラス全員でドッチボールをして楽しんだ。
今回の修養会は、男子部から来た者と女子部から来た者のお互いの仲を深めるという目的もあり、1日目のバスでの移動中から皆積極的にコミュニケーションをとり始め、農場に着いてからも自由時間のたびに皆でバレーボールをするなど、一層仲を深めることができたと思う。朝晩の礼拝でもお互いの考えていることを理解しあえたと思う。
  1年生那須農場修養会   1年生那須農場修養会
   (左)グループでのKJ法(右)ドッジボール
この修養会で感じて学んだことを今後大切にしていきたい。クラスとしてのまとまりも一層強くなったので、この勢いを普段生活にも生かしたい。

文・写真:八木顕人(学部1年)

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