4年生卒業研修旅行/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

4年生卒業研修旅行/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

4年生卒業研修旅行

2007年2月28日

卒業研修旅行最高学部4年32人と引率の先生1人の計33名は卒業研修旅行に行ってきた。進路の関係でクラスのうち1人だけ参加するこができなかったが、32人という人数は過去最多であったそうだ。2月15日から2月23日までの9日間、マレーシアのクアラルンプール、ペナン島、タイのバンコクをまわってきた。


クアラルンプールでは熱帯雨林散策、コンピュータの工場見学、伝統工芸のバティック染め体験をし、JETORO所員にマレーシアについての講演をしていただいた。後にペナン島に空路で移動した。ペナン島では多くの時間を各自に任され、みな思いのまま市内観光をしたり、海辺でマリンスポーツを楽しんだりしていた。また、自由時間のほかにトロピカルフルーツ農園やバタフライファームの見学をした。どちらも、南国ならではの植物や生き物を間近で見学し、説明をしていただいて良い勉強となった。マレーシア滞在中は中国の旧正月休みと重なり、見学予定場所や食事の予定が変わったりしたが、イスラム教やキリスト教、そして華僑の文化が争うことなく共存しているのを身を持って体験することができたと思う。
  卒業研修旅行   卒業研修旅行
   (左)モスクの前 (右)ホンダの工場で
タイでは国家計量標準機関(NIMT)の見学をさせていただいた。貴重な研究器具を間近で研究員の方に説明をしていただいた。日本のJICAの支援によって、東南アジアを代表する重要な研究機関が成り立っていることを見学できて、貴重な体験であった。
  卒業研修旅行   卒業研修旅行
   (左)バティック製作 (右)タイ国立測量研究所での説明
その後HONDAの工場見学をさせていただいた。卒業生の津村さんが日本からわざわざ私たちの見学のためにいらしてくださって、工場の説明にとどまらず、タイにおけるHONDAや日本車の影響なども説明してくださった。また、国産車の需要が高いマレーシアを訪れた後に日本車ばかりが走っているタイを訪れ、その違いも目で見て感じることができた。工場も迫力のあるアッセンブリーラインを見て、とても興味深かった。車を運転する人がクラスの中でも増えているので、多くの興味が集まったように思う。また、世界で活躍する卒業生の姿を見て、これから社会に出る私たちにとっても良い刺激となった。
  卒業研修旅行   卒業研修旅行
   (左)ビーチバレー (右)パラセイリング
卒業生であり、添乗員としてついて来て下さった村嶋さんをはじめ、素敵なガイドさんにも恵まれ、順調で有意義な旅行をすることが出来た。また、大きな事故や怪我もなく無事帰国できたことに感謝したい。短くて4年、長くて19年共に生活してきた友人たちと、9日間生活し、語らい、同じ経験を共にすることができ、今まで以上にお互いを知り合うことができた。

文と写真:酒本絵梨子(学部4年)

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