２月24日（土）の午後から、明日館にて、小学生友の会音楽会が行なわれ、学部生が演奏を披露した。
小学生友の会は、東京第一友の会主催で行われている子供の集まりで、生活を学んだり、共に遊んだりする会である。創立者を同じくする２つの団体である自由学園と友の会の交流がさらに深まるとよいという学生の発案により、２年前から学部生もスタッフとして参加している。
今年度は、２年の阿部優香里さん、荒井紀昭くん、土井 務くん、山浦美星さん、脇 智規くんが中心となって、月１回の活動に参加してきた。９月には、自然誌・環境グループの学生と先生が企画運営して、自由学園のキャンパスを使った秋の自然観察会も行なった。
（左）会のお手伝いをする学部生と（右）進級式で一言述べる学生
２月24日（土）は、１年間の活動のまとめである進級式が行なわれ、引き続き、音楽会が行なわれた。音楽会は、はじめに安齋達彦くん（２年）と塚平尚史くん（１年）によるトランペットの紹介と演奏があった。次に、久保田みずき（４年）さんの卒業制作イタリアンヴァージナルの紹介と、小沼建人くん（４年）によるその演奏があり、最後に、喜多川摩耶（４年）さんとのヴァイオリンと越前屋香菜さん（３年）によるピアノの合奏があった。
（左）トランペットの演奏と（右）イタリアンヴァージナルの紹介
今年度の小学生友の会は今回で終了である。学生の中には小学生から「来年度も来てほしい」と声をかけられている者もいた。来年度も引き続きこの活動を続けていきたい。
文と写真：遠藤敏喜（学部教師）
