柳窪のお客様をお招きする/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

柳窪のお客様をお招きする/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

柳窪のお客様をお招きする

2006年12月11日

柳窪のお客様11月24日(金)、昼食時に「柳窪の環境・景観の保全を考える会」の代表である奥住實氏をお招きし、お話を伺った。奥住氏は、東久留米市の西部に位置する「柳窪地区」にお住まいで、この地区に今も息づく武蔵野の農村集落の保全に尽力されている。同地区は、樹齢100年以上にもなるケヤキの大木に囲まれ、黒目川に沿って雑木林と農地が広がり、古くからの大きな民家が今も大切に残されている。しかし、近年周辺の宅地化が急速に進んでいることから、この地区の自然を後世に残そうという取り組みが行われ、最高学部もこれに協力している。最近では、一般の方を対象とした古民家の見学会などに、ボランティアスタッフとして学部生も参加するなど、熱心な交流を行っている。


今回奥住氏は、学園に初めてお見えになられ、キャンパスの印象について、「市内ではほとんど見られなくなった、自分が子供の頃の様な緑がたくさんあり、とてもうれしいです」と仰っていた。また、奥住氏は、「竹とんぼの世界チャンピオン」という肩書きを持っておられ、昼食後、ご自身がお作りになられた竹とんぼを、学生の前で披露してくださった。奥住氏の竹とんぼは、約15mある学部校舎の屋根に乗り上げてしまうほどであった。実際に、学生も奥住氏の竹とんぼを飛ばさせていただいたが、なかなか高く飛ばすことができなかった。
  柳窪のお客様 柳窪のお客様
  竹とんぼを飛ばす奥住氏           竹とんぼを見上げる学生
  柳窪のお客様 柳窪のお客様
  自然誌環境グループによる落ち葉掃き   柳窪のケヤキ
今後も、このような地域の方々と、地元の自然を保全するなどの活動に、多くの学生が参加し、交流が深められればと思う。

文と写真:吉川慎平(学部2年)

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