名栗植林地での自然探索実験/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

名栗植林地での自然探索実験/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

名栗植林地での自然探索実験

2006年12月7日

自然探索実験12月2日(土)に、集中講義「自然探索実験」が、辻村透先生、松田こずえ先生のご指導のもと行われ、学部1・2年生の男女合わせて12名が参加した。今年度4回目となる今回は、学園植林地のある埼玉県の名栗地方(飯能市)を訪れ、植林による「人工林」と、その周辺の「自然林」を観察した。


2日の昼食前に学園からマイクロバスで出発し、2時頃正丸峠に到着した。峠から10分ほど山道を歩いて学校林に入った。3班に分かれロープで10m×10mのコドラートを作り、その範囲内の、樹の本数、樹径、樹高などを測定し、土壌や植生の様子も観察した。内1斑は、周辺の自然林で同様の調査を行った。その後、林内の植物や土壌を観察しながら、沢沿いに山を下りた。4時頃バスに戻り学園へと向かった。
  自然探索実験 自然探索実験
   自然林の観察                 コドラートを作る
  自然探索実験 自然探索実験
   林内を歩く                   スギの林
男子学生は、労働などで何度も名栗植林地を訪れているが、女子学生は初めてであった。男子学生にとっても、労働とは異なった、科学的な見地から山を見る、ということはとても新鮮なものだった。

文と写真:吉川慎平(学部2年)

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