秋の自然観察会/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

秋の自然観察会/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

秋の自然観察会

2006年12月4日

自然観察会恒例の「自然観察会」秋の会を10月27日(金)午後に開きました。さわやかな秋晴れにめぐまれ、木々が紅葉し始めた学園の秋の自然を楽しんでいただきました。80人の方々がご参加くださり、わたしたち自然誌・環境グループ(学園特別実習)の一同でご案内や説明をしました。
最初に、今春の学部棟北側の池でのヒキガエルの成長、今夏のコナラやクヌギなどのどんぐりの成長、この半世紀の南沢の自然の変化「東久留米の野生植物のスライドから ― ナラタケに生態系をみる」(東久留米市環境展参加展示)などをご紹介しました。


学園内の観察では、ミカエリソウ、セキヤノアキチョウジ、サラシナショウマ、ミゾソバ、リンドウなどの秋の花がみられました。また、マメ科のフジカンゾウの種子を手にとって衣類につく種子の表面の毛を確かめていただいたり、カラスウリの果実の中の種子まで見ていただいたりしました。
  自然観察会 自然観察会
  自然観察会
  自然観察会 自然観察会
今回は初めて、私たち学部1年と2年の各1名ずつがご参加の方々とご一緒にグループを作り学園内を観察しました。学生のみでご案内するのは初めてで皆緊張して準備しました。参加者の方々がとても温かく接してくださり落ち着いてお話することができました。これは、今年度から学園特別実習を2年課程の全期間にわたって履修することになり実現したことです。
また、当日には受付などのお手伝いなどのお申し出もあり、この会はご参加の皆様に支えられているのだと実感しました。多くのお励ましをいただいた1日でした。

文:藤岡春子(学部2年)

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