卒業年次生が卒業研究の報告会を行う/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

卒業年次生が卒業研究の報告会を行う/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

卒業年次生が卒業研究の報告会を行う

2013年3月6日

3月2日(土)に2年課程が卒業勉強の4年課程が卒業研究の報告会を行った。これまで1年間で3回の中間報告を行ってきましたが、今回の報告会は1年間の研究の成果を報告する、最後の報告会でした。

今年の卒業勉強・卒業研究のキーワードは「実践」と「発信」です。2年課程は震災支援の現場に足を運びました。4年課程は、初等部JIYUアフタースクールやクラブハウスしののめ寮での活動、地域の自然・環境のフィールドワーク、学会発表、美術工芸教育発表会でのアーカイブ展示、自由学園ブランドのトートバック・便箋制作など、を行いました。この報告会をも、自由学園での学びの集大成を発信することを意識して、皆で作り上げました。なお、情報グループの8名は三重県で学会発表のため、映像での報告とさせて頂きました。

報告順番は以下の通りです。

<午前の部>
2年課程卒業勉強
・東日本大震災を考える ― 自由学園における最高学部の支援活動を持続可能にするためには ―

4年課程卒業研究
ライフスタイル
・マーケティングの視点から見た「自由学園のブランド戦略」

数理モデルとインターフェイス
・那須気象データの統計モデルによる体系化
・プロジェクトマネジメントの手法の開発

人間形成と教育
・自由学園らしい放課後の過ごし方の研究 ― JIYUアフタースクールのあり方について考える ―

<午後の部>
自然の理解と創造
・自然と人のかかわり ― 武蔵野の動植物、ニホンミツバチを中心に ―

環境と経済・社会
・地域と自由学園の持続可能な関係つくりに向けた行動変容に関する研究 ― 向山緑地としののめ寮の取り組みを通して ―

世界と日本の文化
・人を動かす力
・Amenity ― 生活における快適性の考察 ―

各ゼミの報告のあとには、1年間指導をしてくださった先生方から講評をいただき、また会の最後には、大貫隆学部長から総評のお言葉をいただき、励みになりました。報告を聞いて下さったお客様からの、たくさんのご質問やご感想もとてもありがたいものでした。

卒業研究報告会2012

2年課程,4年課程ライフスタイルゼミ

卒業研究報告会2012

数理モデルとインターフェイスゼミ,イギリスからかけつけてくださった島津秀康先生,人間形成と教育ゼミ

卒業研究報告会2012

昼食の様子,4年生によるお習字と展示

卒業研究報告会2012

自然の理解と創造ゼミ,講評を述べてくださる養蜂家の藤原誠太先生,環境と経済・社会ゼミ

卒業研究報告会2012

世界と日本の文化ゼミ,報告を聞く4年生,総評を述べられる大貫学部長

9時から17時までとたいへん長時間ではありましたが、たくさんの方々のご協力のもと、無事報告会を終えることができました。誠にありがとうございます。この卒業勉強、卒業研究で学んだことや得たことを卒業後に活かせるように、自由学園の手紙として、社会へ発信できるように務めていきます。また、報告会は終了いたしましたが、卒業式までの残された自由学園の生活を最後まで頑張ります。

報告会リーダーを代表して
中筋文子(学部4年)

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