9月29日(土)の午後に記念講堂にて今年度のネパールワークキャンプの報告会が行われた.ワークに参加した最高学部生全員が,スライドと映像を見せつつ,1時間程度活動内容を紹介して感想を述べた.来場者は最高学部生,教職員,父母,関係者,高等科生徒のおおよそ150名であった.
報告会の様子
今年度で第23回目となるネパールワークキャンプは7月11日から8月4日まで学部生19名と引率教師3名で行われた.報告会では次の話があった.
植林
スンダルバスティ・ゴサイクンダ・バカテダラでの植林活動(植え付け・補植・剪定・除草)について.レモングラス・クリロなどの草428本とラプシ・リタなどの木1094株を植えた.
(左)現地でのミーティング (右)昨年の植林地を見学する
(左)植え付けチェック (右)村人と協力して植林
授業
公立学校(スウェットガネッシュ・シュリカンダプール・サンジュワニ)と私立学校(カトマンズ大学付属高校)での美術・文化・科学・体操・植林などの授業について.クフスでの交換会など.
授業の様子 (左)シャボン玉 (右)実験
(左)紙芝居を使った授業の様子 (右)子どもたちと写真を撮る
生活調査
ディリケル市飲料水供給計画(浄水場)の見学や寺院見学などのエリアスタディ,チャウコット村の集乳所・仕立て屋・鍛冶屋などでの生活調査,街のゴミ問題調査などについて.
生活調査 (左)村人からお話を伺う (右)マハディブスタン
参加した感想として次のようなことが述べられた.「第1回目の活動場所を訪れた際に,ワークキャンプの積み重ねと誇りと責任そしてネパールと自由学園のつながりを感じた」「単語での会話が多かったが,気持ちが伝わった.ナマステの笑顔が忘れられない」「ネパールの人から母国に対する愛を学んだ」「昨年度参加した際,上級生が「ただいま」と言っていたことが忘れられず今年も参加した.植林を通して幸せを感じた」など.
(左)一緒に植林をした子どもたち (右)スンダルバスティ―の子どもたち
最後にリーダーの山口諒くん(3年)が「もっとたくさんの人に植林そしてネパールを体験してほしい」と報告会を締めくくった.
全員集合
ドビコーラにて