6月9日と10日の2日間、学園特別実習「自然誌・環境グループ」は東久留米市役所で行われた第16回環境フェスティバルに参加しました。
今年は、展示場所が例年と違い、入口すぐの一番始めのブースという特別な状況だったので、なにか東久留米市をアピール出来る物を展示しようと、東久留米の原地形の立体地形図を作成し展示しました。今回のフェスティバルは「きて みて アクション エコフェスタ～未来につなげる知恵袋～」が目標である。小さな子供たちから大人まで参加、体験出来るような展示が何か無いか考え、1年生の提案で、わたしたちが毎週記録している気温をはかってもらい紙に記入してもらうということも行いました。それもまたひと味違った物にしようと、氷水をいれた容器の中の水温と市役所内の気温とをはかりそれぞれを比べてもらいました。どちらの展示もご来場された皆様に楽しんで頂ける事ができ、苦労してつくったみんなも喜んでいました。中でも、原地形の立体地形図は大変好評で、市役所の方からもお褒めの言葉を頂きました。なにより、皆様が自分の家の位置を確かめられ、ただ見るだけではなく楽しんで頂けたご様子が見られた事がとても嬉しかったです。
市民の方と一緒にフェスティバルの会場の準備、片付けや、お互いの展示のことを説明しあうといった関わりのなかで、普段できないような学びをさせて頂きました。これからの実習でもぜひそれらを活かしてより深い学びをしてゆきたいと思います。
文：藤崎文音（学部2年）
写真：大塚ちか子（学部教師）
