1・2年生 学園特別実習報告会を行う/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

1・2年生 学園特別実習報告会を行う/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

1・2年生 学園特別実習報告会を行う

2012年3月13日

最高学部1・2年による学園特別実習報告会が3月10日土曜日に記念講堂で行われました。例年は女子部・男子部の生徒を対象に報告を行っていましたが、今年は最高学部3・4年を対象とするため、普段の活動報告に留まっていては不十分であると考え、「発展的な活動」というテーマで報告をしました。

今年度の特徴として、東日本大震災の影響を受けている様子が報告の随所で見られました。食グループはジャム作りの際に外皮をほとんど使わないようにしました。図書・記録グループは自由学園における震災支援の記録をデジタル化し、後世によい形で引き継ぐための提案をしました。その他、社会の現状に即した研究・発表ができたと思います。

聞きに来て下さるお客様として、固定的であった女子部・男子部生の参加が望めなかったので、今回は広報活動に力を入れました。具体的に、3・4年生に呼び掛けに行ったり、父母会でお知らせをお配りしました。その活動が功を奏してか、当日は天候の優れない中、多くの3・4年生や父母の皆さま、それに地域の方々が足を運んで下さいました。自分たちの報告を自己満足なものにしたくないと思い、各グループの報告後に、かつて実習をしていた3・4年生にご意見ご感想を言っていただく時間を持ちました。3.4年生の感想の中には、報告内容のみならず普段の活動を見ての感想もあり、実習から離れて感じる学びもあるのだと気付かされました。

今回の実習報告会は1・2年生にとって、3年のテーマ別グループ勉強、4年の卒業研究報告会の発表を行う前の練習という意味合いもありました。1年生はこれからの実習活動はもちろん、来年度の実習報告会に活かし、2年生は3年になった時のテーマ別グループ勉強で活かすことができると思います。今後も実習が学生にとってよい学びの機会であることを願っています。

学園特別実習報告会2011 学園特別実習報告会2011
(左)報告の様子 (右)4年生による講評の様子

学園特別実習報告会2011 学園特別実習報告会2011
(左)リーダーの挨拶 (右)図書・記録グループの展示

報告会リーダー:丸山美麻(学部2年)・梅津史雅(学部2年)

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