9月24日、今年で2回となるネパールワークキャンプの活動報告会が開かれた。今回は最高学部生と在学生の父母を中心に、小学生友の会で学園にいらしていた方など50人弱のお客様がご来場下さった。
会では7月14日から8月6日までの活動期間の内容を、活動の概要、日常生活、植林活動、授業、生活調査に分け、現地でとった記録を基にして参加学生がまとめたものを報告した。植林活動のグループからは、去年度に植えた苗の活着率と今年度新しく植えた苗の本数が報告され、目に見える形で私たちの活動をお客様に知っていただくことができた。
授業の係は、実際に現地で行っていた科学の授業を実演し、ステージ上で行った実験が成功すると観客席からは拍手が上がった。生活調査では、ネパールで訪れた村の住民から伺ったお話から、係の学生が中心になって調査をすすめ、ネパールの結婚年齢が上がってきている現状について、考察を述べた。全体を通して、今まで積み重ねられてきたネパールの人々との繋がりあってこその、暖かい報告会となった。
この報告会をもって学生の実質的な活動は終わるが、今回の会の内容を記録に残し、来年度に引き継ぐことで、次回からは更に充実した活動ができるようにしたい。
文：續木 光（学部3年・2011年度ネパールワークキャンプ学生リーダー）
