【那須農場の学び】講義「那須農場での学びと持続可能な農業・地域づくり」を新規開講/教養・専門 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

【那須農場の学び】講義「那須農場での学びと持続可能な農業・地域づくり」を新規開講/教養・専門 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

教養・専門

【那須農場の学び】講義「那須農場での学びと持続可能な農業・地域づくり」を新規開講

2024年4月26日

2024年度から「那須農場での学びと持続可能な農業・地域づくり(自由選択講義)」を新規開講しました。本講義は「自律・持続可能性」をキーワードに、自由学園に与えられた那須農場(栃木県那須塩原市)というキャンパスを、地域・社会、或いは日本・世界の課題解決に向けた実学的研究の場に再変革していくことを念頭に、主として農業・農村環境での体験・フィールドワークから、各自が課題・テーマを発見し、研究的活動につなげることを目標としたものです。
春期は学習と体験の往復を通じて、①自由学園創立者の思想と那須農場の歴史、②農業基盤としての那須地域の地理・歴史・文化・自然・環境・景観の理解、③水田での稲作を中心とした那須農場での農的体験と観察記録の方法、④IoT機器を活用したスマート農業に関する実証について体得して行く計画です。
4月20日(土)の第1回講義では、自己紹介、ガイダンスの後、受講生の中からリーダーや担当を決定しました。受講した1年生からは「中高では那須農場に行く機会がなかったので、学部で是非行ってみたいと思い受講した」といった声が聞かれました。またこれまでの那須農場の歩みについて『自由学園一〇〇年史』を輪読し、適宜デジタルアーカイブの画像等も活用する形での学びを開始しました。
今後は連休中に予定されている「田植え」に向けて準備を進めていきます。

 

講義の様子

 

『自由学園一〇〇年史』の輪読

 

文・写真:吉川 慎平(最高学部教員・環境文化創造センター長)

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