2024年度 「日本の里山・里川・里海と地域デザイン」開講/教養・専門 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

2024年度 「日本の里山・里川・里海と地域デザイン」開講/教養・専門 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

教養・専門

2024年度 「日本の里山・里川・里海と地域デザイン」開講

2024年4月26日

2024年度の「日本の里山・里川・里海と地域デザイン(自由選択講義)」が開講しました。本講義では、日本の地域・地方が抱える現在、そして将来の課題(人口減少等々)を見据え、自律・持続可能な地域・社会を構築していくべく、そのヒントとして、人の暮らしと自然環境が調和した里山(里川・里海)という概念を基軸に学びを深めて行きます。具体的には自然保護や地域再生などの先進地域をはじめとしたフィールドワークを通じて、これからの地域デザインを考えていく「素材」を集め、可能な範囲で提案を行うことを目指します。
4月20日(土)の第1回講義では、「里山」という言葉から想起されるキーワードを出し合いイメージを共有した他、具体的に地域をとらえる原単位として、「流域」という概念に注目していくこととし、手始めに課題図書として岸由二氏の『「流域地図」の作り方―川から地球を考える』のブックレポートに取り組むことにしました。
開講3年目の今年も学生の中から様々なアイディアが生まれることを期待しています。

 

講義の様子

 

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文・写真:吉川 慎平(最高学部教員・環境文化創造センター長)

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