5才組がお世話をしているうずらの、雛が生まれました。
卵を産むために飼育されるうずらは、ふだん卵を温めることをしませんが、生活団では20年から15年ほど前にも、ヒナが自然に孵ったことがあります。今年久しぶりにメスの1羽が、卵を抱いて温めるようになっていました。このメスのうずらは今までに2回、卵を抱いて温めましたが、うまく孵りませんでした。
3回目、7月9日から卵を抱き始め、25日たった8月3日にヒナが誕生しました。うずらの雛は、卵の殻から出るとすぐに自分で歩き出します。
お母さんうずらは、孵卵器(ふらんき)で、温められて孵り、育雛器(いくすうき)で保温されて育ったうずらですが、餌入れの場所に連れて行ったり、人が近づくとヒナを呼んで羽根の中に隠したり、一生懸命雛を育てています。
初め3羽孵ったヒナのうち、一番小さなヒナは3日目に死んでしまい、2羽が残っています。
今日で、1週間がたちました。ヒナはずい分大きくなって、棚やレンガの上にもどんどん飛び上がれるようになりました。