自由学園通信グループで娘はたくさんの事を楽しく学びました。
当たり前に過ごす生活の中で、その中で学ぶということは、娘だけでなく親の学びでもありました。
生活を見直すこと、子どもをよく観察すること。とても充実した1年でした。
毎回届くのが楽しみなお手紙や色々な励み。そして、名札にシールがどんどん増えるのも とても嬉しいようでした。
後もう少しで1年が終わると言う3月、あの東日本大震災が起こりました。
幸い怪我もなく、命もありますが、家の中はメチャクチャ。精神的なショックは大きく、目の前のことに精一杯で通信にはその後手がつけられませんでした。
子どもたちの新学期スタートが少し遅く始まり、やっと日常に戻ると安心して力が抜けたのか私が体調を崩してしまいました。
夏の終わりには心身ともに元気をとり戻し、現在は前と変わらず過ごせております。
娘は春から幼稚園年中に入り、とても元気に楽しそうに通っております。
時々、通信グループで励んだ事を思い出して、お話したり、送っていただいた絵本も大好きで読んだりしています。
地震の後、通信グループの先生からお電話をいただき、とても嬉しく思いました。
「無事です、大丈夫です」と言って前に進むことができました。ありがとうございました。
色々あったのですが、日々の生活がいかに大切か、よい一日の生活を送るためには、どう過ごすのが良いのか、
感謝を以って終わる自由学園の精神を強く感じた日々でした。
本当にお世話になりました。
宮城県 K.H 母
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