JIYUGAKUEN 100th ANNIVERSARY

ごあいさつ

理事長 村山 順吉

「その命を生き抜く」

「火の柱・雲の柱(*)」を見上げつつイエス・キリストをただ一人の先生とし、今日まで生きた教育の営みを懸命に続けている自由学園が、いつも皆様の力強いお支えをいただいていることに心からの感謝を申し上げます。

2021年に創立100周年を迎えようとしている今、私たちはパンデミックの最中に置かれています。今後この状況が世界的にどう終息するのか、誰も正確に見通すことができません。しかし翻ってみれば、たとえパンデミックが無かったとしても、様々な価値観が錯綜し環境も含めた変化の激しい現代社会は、次にどこへ向かうのかが非常に不透明な様相を呈しています。その中にあって、それでも次の社会を築いていくのは目の前にいる子どもたちなのです。

そうであればこそ、揺るぎなき「火の柱・雲の柱」を見上げつつ、より良い社会を創造するために命の使いどころをしっかり見定め、それを存分に活かし生き抜いていく子どもたちを、これからも育てていきたいのです。そして彼等の存在に心からの信頼を置き、次の時代を委ねていく、その営みに力を添えていくことは大人と言われる私たちの真の責任でもありましょう。それを負った時に私たちの命もまた意味あるものとされていくのではないでしょうか。ここにしかない教育の、次なる100年への更なる充実に邁進してまいります。皆様におかれましては今後ともお力添えをいただきたく、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

*「火の柱・雲の柱」
旧約聖書出エジプト記第13章21節「主は彼らに先立って進み、昼は雲の柱をもって導き、夜は火の柱をもって彼らを照らされたので、彼らは昼も夜も行進することができた。」

2020年6月25日 理事長 村山順吉

初等部と日時計

学園長 高橋 和也

「新たな100年を目指して」

いつも自由学園の教育にお心を寄せていただきありがとうございます。自由学園は、本年創立100年目を歩み出しました。

1921年の創立以来、お二人の創立者の描かれた大きな教育ビジョンの下、キリスト教に基づく「真の人間教育」に取り組んでまいりました。「思想しつつ生活しつつ祈りつつ」は、変わることのない大切な教育理念です。 自由学園は今この土台の上に、次の100年に向かって歩む指針として「共生共学」を掲げ、さまざまな違いを持った人が共に生き、学び合い、同時に、人間が地球上のすべての命あるものと共に生きる関係を築くための姿勢を学ぶことができる新しい学校づくりに取り組んでおります。中等科・高等科では今後段階的に、男女の枠を超えたカリキュラムがスタートします。

今世界中で「新しい生活」の模索が始まっています。私たちはこれを単に危機回避の手段と捉えず、未来をつくる希望である教育を通じ、より本質的に私たちの生活や社会の在り方を問い直し、よりよい社会の創造に向かう機会としていきたいと願っております。

創立者の志を継承し、未来の世代に自由学園の教育の希望をつないでゆくために、皆様のお祈りとお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
2020年6月25日 学園長 高橋和也

コンサート
体操会